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ピサのドゥオモ広場
2005年 06月 30日 |
ピサのドゥオモ広場_c0074431_1244245.jpg
手前から洗礼堂・ドゥオモ・鐘楼(ピサの斜塔)の3つを上手く写す事が出来ました。
これを写す1、2時間前(バスで移動中)は雨が降っていたのですが、この通りあっという間に晴れてしまいました。
本当に、今回の旅行は天候に恵まれていました。
撮影:Sigma 18-50mmF2.8 (SS 1/500、F9、ISO100、23mm)



ピサのドゥオモ広場_c0074431_1326552.jpg
全体は白い大理石で、直径約35mの円筒形の建物。着工は、1152年で完成には200年以上を要したそうです。

私達が中に入った後、入り口の扉が閉められました。
入り口にいた係りの人が、おもむろに洗礼台の上にあがると洗礼の儀式を行ってくれました(添乗員さんが袖の下を使ったらしい)。
中が円筒状になっている為に、声を出すと反響して響くのです、それがとても美しかったです。昔の人は、そこまで考えて設計してるんだなと思いました。
撮影:Sigma 18-50mmF2.8 (SS 1/320、F8、ISO100、26mm)

ピサのドゥオモ広場_c0074431_13443484.jpg
ドゥオモの正面です。
ここのドゥオモは、他のところと比べるとそれほど大きくは無かったのですが、内外装共に多くの円柱を使用しおりかなりの手間暇がかかっているそうです。
撮影:Sigma 18-50mmF2.8 (SS 1/400、F8、ISO100、23mm)

ピサのドゥオモ広場_c0074431_1350632.jpg
ガリレオがランプの揺れをみて振り子の等時性を発見したと言われたりしますが、そこがこの上から吊り下っているブロンズ製のランプです。
でも、事実ではないと考えられているそうです。
撮影:Sigma 18-50mmF2.8 (SS 1/30、F2.8、ISO400、29mm)

ピサのドゥオモ広場_c0074431_13573352.jpg
円筒形の8階建てで、階段は296段ある。高さは55m。円筒形の外径は約20m、内径は約4.5m。
1173年8月9日に着工し、幾度も工事が中断されたが1372年に完成と、非常に長い間建築工事が行われました。工事が長引いた原因は着工直後から始まった塔の傾きでです。
傾きは、アルノ川の運んできた砂地の上で非常に地盤が弱く、建物の基礎が浅くしか無かったためだと考えられています。塔の傾きは現在、中心線から南に向って約4m(1350年の時は1.8m)、角度にして約5度傾いていると言われています。
実物を見るとかなり傾いています。

16世紀に、ガリレオ・ガリレイによる落下の実験が行われたという話が残っていますが、ガリレオがピサで実験を行った事実はないと言われているそうです。
撮影:Sigma 18-50mmF2.8 (SS 1/160、F9、ISO100、18mm)

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